20111001
日印サルボダヤ交友会とは
「一般社団法人日印サルボダヤ交友会」は1961年、日本山妙法寺の創設者である藤井日達上人(1885-1985)を初代会長として、インドの聖者マハートマ・ガンディー翁の唱えるサルボダヤ精神と日本の仏法による非暴力による平和社会建設を目指して設立され、今日では世界中で多くの同士が世界平和の実現を目指して活動しています。
「サルボダヤ」とは、「すべてのものが興隆する」という意味です。マハートマ・ガンディーは、慈悲と勇者の非暴力によって平和社会を建設する合言葉としてそれを「サルボダヤ」と呼称いたしました。
また、今日、インド各地に存在するガンディー一門の組織を総称して「サルボダヤ組織」と呼んでいます。
私たちは本会の創設者である故藤井日達上人の尊いご法訓と、ガンディーの慈悲と非暴力の実践を通してあまねく人類の平和に寄与せんがために、「日印サルボダヤ交友会」の活動を続けています。
本会は毎月の「機関紙サルボダヤ」発行、インドとの交流、インドの保育園支援、講演会、セミナー、仏蹟巡拝、平和活動(行進・祈念)等の活動を行っております。
直近ではホームページをリニューアルし、公式フェイスブックをスタートしました。
機関紙サルボダヤ裏表紙(題字はガンディー高弟ヴィノバ・バーべー、絵はマハラティ博士)
本会の趣旨に賛同し、インドの真実を理解することで日印親善に協力したい方は誰でも入会することができます。
初代会長藤井日達上人とマハートマ・ガンディーとの出会い
●1933年10月4日 インド・ワルダで会見。
引き続きセワァグラム・アシュラムに掛錫。太鼓を所望され、ガンディーが太鼓を打ち始める。
行進中 左端がガンディー、右端が藤井日達上人
①藤井日達上人のご法話・日本山妙法寺HP
マハトマ・ガンディー翁と祈り
チャルカとインド独立とお題目
②インドの教えで「スリーモンキーズ」があります。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿です。これはガンディーの教えです。
この三猿は藤井日達上人がガンディーに贈った置物であり、教えでありました。
安倍首相2017年9月13日サバルマティ・アシュラム訪問 三猿像を案内される
インドを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,アーメダバード市にあるサバルマティ・アシュラムを訪れ,ガンディーが居住していた館にて,モディ首相からマハトマ・ガンディーゆかりの糸車や三猿像を案内されるとともに,マハトマ・ガンディー像に献花しました。
(参考)
1.略
2.1933年10月4日,世界各地で仏法普及及び平和運動を行っていた藤井日達(にったつ)上人は,マハラーシュトラ州ワルダーに滞在していたガンディーを訪問した際,「見ざる言わざる聞かざる像」を贈った。
「悪を見るな,悪を聞くな,悪を言うな」という教えに共感したガンディーは以後,この三猿像を身につけていたと言われている。なお,三猿像は,ガンディー縁の地に複数残っているが,サバルマティ・アシュラムにある像がオリジナルであると言われている。
安倍首相に三猿像の由来を説明するモデイ首相(在日インド大使館HPより)
*以上の詳細は外務省のHPにて
2017年9月13日安倍首相訪印外務省HP
③ワルダ(ー)・セワグラム・アシュラムのガンディー像(サバルマティ・アシュラムが閉鎖、移転された次のアシュラム) は台座に三猿が描かれています。本会の公式フェイスブックの写真に使わせていただきました。
会長・役員
歴代会長理事
藤井日達(創設者) 上野行量 今井行順 西堀行施 長(なが)弘毅
吉田行典(現在)
理事・監事 2021.8.1~
理事
吉田行典(会長)
葛西 實(国際基督教大学名誉教授)
浅井幹雄(本会事務局長・日本山妙法寺九段道場)
行徳日真(日本山妙法寺阿蘇道場)
林 明(弘前大学准教授)
堀内淳弘
増井徳太郎
増井 信
松江徳三
松島由武
植松丈雄
雪下洋一(アジア・アフリカ語学院インド語学科講師)
監事
池田朝彦
高橋五郎
関連
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〒102-0073 東京都千代田区九段北3-2-23,
一般社団法人・日印サルボダヤ交友会「広報室」行
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